呼吸は、私たちが生きていく上で必要不可欠な基本的な生理機能の一つです。 身体に酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する機能ですが、それにも肋骨や筋肉の動きがかかわります。 今回は、呼吸の仕組みについてつぶやいてみようと思います(‘ω’)ノ
1. 呼吸の基本的な仕組み
呼吸は、外部から空気を取り入れる「吸気」と、体内の二酸化炭素を排出する「呼気」の2つのステップで成り立ちます。このプロセスには、次のような器官が関与しています:
- 鼻や口:空気を取り入れる入口。 鼻は、吸い込んだ空気を加湿し、異物を取り除くフィルターの役割も果たします。
- 気管:空気が肺に届くための通り道。
- 肺:酸素を血液に取り入れ、二酸化炭素を体外に排出する主な器官。
- 横隔膜:呼吸をコントロールする筋肉。 横隔膜を下に引き下げることで、肺が膨らむのを助けます。
- 肋骨と肋間筋:息を吸うときに収縮して肋骨を引き上げ、息を吐くときに収縮して肋骨を引き下げ、胸郭を縮めます。
2. 吸気と呼気
肺には筋肉がなく、自分で膨らんだり、しぼんだりはできないため、主に横隔膜、肋骨、肋間筋が動くことで肺を膨らませ、外の空気(酸素)を肺に取り込み、肺をしぼませることで内の空気(二酸化炭素)を排出します。
血中の酸素、二酸化炭素のバランスを整えるプロセスであり、酸素が足りなくなれば意識を失い、命の関わることもあります。
学校で肺の実験はしたことあるでしょうか?コップ、風船、ストローで作ってみました(‘ω’)ノさすがに肋骨の動きの再現はできませんが((+_+))
呼吸する際に横隔膜が収縮すると横隔膜が下に下がります。そうすることで、肺のある空間(胸腔)が陰圧とな
り、口、鼻から気管を通り、肺が膨らんで空気が内部に取り込まれます。肺の中の空気と血液の間で酸素と二酸化炭素を交換し、逆に横隔膜が緩むことで肺内の空気を外に排出します。こうやって呼吸しているわけですね。みんなもやってみましょう(*’ω’*)
3. 呼吸のトラブル
例えば、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺炎、肺線維症、肺水腫などの病気によって、口~肺までの通り道や肺と血液とのやりとりなどの過程のどこかで問題が生じ、呼吸困難になります。
まとめ
今回は生理学(生物の機能や生命現象を研究する学問)に準じた内容です。
最近、肋骨骨折をよく診察するので、肋骨(胸郭)の働きについて考える上での参考になればと思ってつぶやいてみました(´・ω・)
人の体にとって正常を知ることが病気を知ることにつながる思うんですよね( ..)φメモメモ
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