腰から足が痛い
「おしりから太もも付近が痛いです。」「足(膝下と足首の間)がしびれます」などの訴えで病院を受診される方が多いです。最近の方は病気を調べてくる方も多く、「もしかして脊柱管狭窄症ですか?」と聞かれることも多いです。
脊柱管狭窄症って?
「脊柱管狭窄症って?脊柱管が狭くなる病気?」「なんで足がしびれるの??」と思われると思います。まず脊柱管という場所に脊髄神経が通っており、脊髄神経は脳からでる神経の束みたいなものです。神経は脳から筋肉を動かすように司令を受けたり、痛みや触った感じなどの感覚を脳に伝えたりする働きがあります。なので、その神経の通り道が狭くなり、圧迫されることで、神経由来の症状が生じます。
症状は?
症状は腰から足にかけてのしびれ、痛み、脱力から便秘や残尿感などの症状が出る方もおり、特徴的な症状として、歩く距離が伸びると痛みが強くなり、椅子に座ると症状が緩和する症状(間欠性跛行)などを認めることもあります。
症状と画像所見(MRI所見など)が一致した場合に診断の確定となり、服薬やリハビリ、生活指導などを行います。手術になることもあるので、経過に注意は必要です。わからない事があればご相談ください。
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